「夢を叶える方法」 ~やる気を出すマニュアル~
完璧は損をする
皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。
完璧主義は損をするって知ってますか?
学校教育で100点以外はダメだと
教わってしまったせいで、
多くの人が完璧主義になっています。
これは人生を生きていくうえに
大きなマイナスですので一度考え直してください。
なぜ完璧主義は損をすると思いますか?
それは、「完璧でなければ行動しても意味がない」と
考えてしまうために「何も行動が出来なくなる」事が問題なのです。
例えば、机の上がものすごくちらかっていて
仕事がはかどらない状況だったとします。
この時、掃除をしようと思うのですが、
机の掃除をする前に引き出しもちらかっているので
引き出しを先に掃除しないと、机を片付ける事が難しい事に
気がついてしまいました。
では、引き出しを掃除しようと思うのですが
机の上と引き出しの中をきちんと整理するには
どうしても時間がかかってしまう為に
そこまでの時間を費やす事ができないという結論になりました。
このような場合に完璧主義の人はどうするのかというと
適当にやるくらいなら「時間がある時にまとめてやろう」と
考えて結局机の上を掃除しないのです。
では、完璧主義ではない人はそのような状況の時に
何をするのかを考えてみてください。
それは、まずは使える時間を最大限に費やして
「引き出しの整理」もしくは「片付けられる範囲で机の整理」を
とりあえずやっておく事でしょう。
すると、今度掃除の為の作る時間が
多少なりとも少なくてもすむようになるでしょう。
そして、また少し時間が出来たら、またほんの少しかもしれませんが、
また掃除をして、ちょっとだけましになっていくでしょう。
しかし、完璧主義の人は「時間が出来るまでやらない」と
考えているために掃除がまったく進んでいません。
つまり、いつまでも時間が作れないような状況であれば
掃除がまったく進まないのです。
このように完璧主義の人はまったく進展しないが、
そうではない人は「多少なりとも前に進む」のです。
これは人生のどのような場面にも
言える話なのです。
完璧主義の人は「うまく出来ないからやらない」のが
当たり前だと考えているために、まったく前に進む事が出来ずに
出来ない理由を言い続けて現状を正当化します。
それに比べて、完璧主義ではない人は
多少でもいいからやっておく事で少しずつ前に進んでいるのです。
別に完璧主義であったとしても
まとまった時間を自分で選んで作れるような人間であれば
いっぱい溜め込んでも、まとめて終わらせる事が可能かもしれませんが、
多くの人は自分の時間を自分で作れるほどの余裕なんてありません。
仕事に拘束されたり、家庭や学校に拘束されたりするので、
自分で選んでつかる時間なんてほとんど無いでしょう。
そのような人が完璧主義でまとめてやるために時間を作ろうと
思ってもなかなか作る事が出来ないために
夏休み(お盆休み)や冬休み(正月休み)に時間を作る事になります。
しかし、現実にはその連休も他の用事が入る事がほとんどでしょう。
つまり、本当に時間を自由に使える人以外は
完璧主義では何も出来ないのが現状なのです。
ですので、完璧主義の人は何も行動が出来ないために
何も前に進む事が出来ず、
結果として損をしてしまう事が多いのです。
先ほどの机の掃除で言えば、
時間があればやろうと思っているのですが、
時間を作る事が出来ないので、周りの人たちから
「机の整理さえも出来ないだらしの無い人」と言われるでしょう。
これはプラスでしょうか?マイナスでしょうか?
もちろんマイナスに評価されていますよね。
完璧にやろうとし為にマイナスに評価されてしまう事になるのです。
このように完璧主義は損をする事が多いのです。
ですので、まずは「完璧にやらなければやる意味が無い」という
考えを捨てましょう。
多少なりともやれば前に進むのです。
テストでは100点を取らないと意味が無いかもしれませんが、
現実社会では、0点よりも10点の方が良い評価をされるのです。
完璧じゃなくても○○だけでもやろうという
「とりあえず」を大事にしていきましょう。
そうすれば、まったく前に進めない
完璧主義よりもはるかに前進していく事でしょう!
前に進むためにとりあえずやれる事だけでも
やっていくようにしていきましょう!
著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について
根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!
カテゴリー:価値観
今日のやる気が出る話
失敗を恐れると何もできなくなる。
失敗は恐ろしいけど、やってはならないことではない。
失敗を恐れる気持ちが夢を粉々に砕いていく!