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アドバイスを受け入れられない人の3つの共通点

皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。

人と付き合っていると色々な場面でアドバイスされる事がありますよね。

もう会話の半分以上がアドバイスなんじゃないかと思うくらい、この世の中にはたくさんのアドバイスで溢れかえっているのでアドバイスを受けるのは簡単です。でも、多すぎるアドバイスの中で、どの言葉を信じればいいのか多くの人はわかっていません。

ですので、アドバイスをされたときに、それを受け入れていいのかどうかわからなくなるのです。そして、本当に重要なアドバイスをスルーした結果「あの時、○○していればもっと良くなったのに!」と後悔する事になってしまいます。そして、素直にアドバイスを受け入れる事が大事だと、ろくに考える事もなく言われたとおりにして大失敗する。「アドバイスなんて聞かなきゃ良かった!」と後悔するまでがセットです。

こうなるとどっちを選んでも後悔するような気がしますので、だったら、何もせずにすむ「アドバイスを受け入れない」ようになってしまいます。

脚色されたような極端な話だと感じた人もいるかも知れませんが、多くの人がアドバイスを受け入れられなくなっているのは事実です。あなた自身も「そうは言われてもなぁ……」とつい否定的になってしまうのではないでしょうか?

そんな時はぜひ今回の話を読んでみて、自分なりに改善点を見つけてみてください。

素直な人ほどアドバイスを聞かなくなる

世の中にあるアドバイスが全て正しければ、多くの人は素直なまま成長します。しかし、最初に言いましたが、この世の中にはアドバイスが有象無象とあり、そのほとんどが希望的観測や先入観、他人の話で構成されているためにあまり役に立ちません。役に立たないだけならいいですが、反対に自分のデメリットになったりもするのでタチが悪いです。

つまり、素直に人の話を聞いて、実行している人ほどひどい目に遭っていると言えます。そして、ある一線を越えるほどひどい目に遭ったとき、人は素直ではいけないと悟ります。あなたが今、他人のアドバイスを素直に受け入れられないのであれば、それは子どもの頃、もっと幼い頃に信じていた人に裏切られた経験があるからに他なりません。

例えば、両親は軽いイタズラ心で驚かせたつもりが、それで心を傷つけてしまう人もいます。1番信じられると思っていた両親からの裏切りだけにその衝撃は大きいでしょう。人を信じたくない、信じた結果ひどい目にあったなどが確実に蓄積していきます。

信じられるはずの両親でさえもちょっと魔が差したときにひどいコトをするわけですから、信じられない他人がどれほどひどい事をするのかなんて考えるまでもありません。素直であればあるほど、話を信じてひどい目に遭ってしまうでしょう。素直になりたいと願っているのに、素直になれないひとは、信じて裏切られる恐さを知っているからです。

「アドバイスを受け入れるために素直にならなきゃ!」なんて悩んでいる時点で「素直」だと理解しましょう。本当に素直じゃない人は素直になろうなんて思いません。

アドバイスを聞きたいと思っている人はみんな素直。あとは実行する勇気を持つだけです。

自分が正しいと信じる正義の人もアドバイスを聞かない

昔からヒーローモノはあって、多くの場合、正義が悪を倒します。物語もそれで終わるので、自分を信じて悪と戦い続けた正義の味方が凄いと思ってしまうのです。

でも、冷静に考えて欲しいのですが、「正義に倒される悪からも学べる事がある」と思いませんか?

昔は世界征服だ、悪の組織を作るだの言って、割とメチャクチャな悪の組織が多かったですが、今はしっかりと背景があったりします。悪に落ちた理由とか、悪でなければならない理由など、そこには共感できる事も多いです。しかし、正義にとって悪は不要の存在、どんなにすばらしい理由があったとしても、悪である以上倒さなければなりません。どっちも共存できる世の中にはしようとはしません。

これはまさに他人のアドバイスを受け入れない心理と似ています。だって、正義を貫くためには悪の言葉に耳を貸してはいけないのです。魔王から「世界の半分をあげるから見逃してくれ」で「はい」を選択しているようでは、勇者にはなれません。

自分の中に確固たる信念を持っている人は、そのまま突き進めばいいと思います。

でも、アドバイスを聞かなきゃいけないと感じてしまったのであれば、それはもう確固たる信念とは言えません。自分が完全な正義だと思う「厨二病」のような感覚はそろそろ捨てましょう。誰にだって間違いはあります。間違いを正す事ができれば、悪人も正義になれるのです。

人からのアドバイスを受け入れるのは決して負けではありません。あなたが信頼できる人を見つけた証拠なのです。その人の話が正しいのか、それはわかりません。ですが、前向きに考えてみてもいいはずです。仮に失敗したとしても、底から得られるモノが何か必ずありますから。

正義の味方をやめて、アドバイスの取捨選択ができる大人になって、成功者への道を歩んでいきましょう。

自分のコトに夢中で人の話を聞いてない

会話で重要なコトは相手の反応を見ながら、言葉を選んでいく事なのですが、自分のコトが大好きな人はそれが見えていません。自分がどんな反応をするか、どんな話をすれば喜ばれるのか、など自分を良く見せる方法ばかり考えているのです。

脳は一つの事しかできませんから、自分を良く見せる方法ばかり考えていたら、相手の話など覚える余裕がありません。その結果、相手が言った大事な言葉を忘れてしまうのです。そして、アドバイス通りにやらなかった事で失敗したときに、思い出して、「あの時、あれを言われたなぁ」と反省するのです。

でも、自分を良く見せたい気持ちを抑えて、他人の話を聞いて回るのは中々難しいですよね。もしも、あなたが話をすることで他人から好感を得られると思っているのであれば、それは大きな間違いだと覚えておきましょう。なぜなら人は話をする人よりも「話を聞いてくれる人」に好意を抱くからです。おそらく、あなた自身も話を聞いてくれる人を求めているでしょう。話を聞くと言うコトは、話をする以上に大事なコトなのです。

自分を良く見せようとする人も表面上では相手にも質問をしますし、話もきちんと聞いています。でも、会話をどう回していこうか、自分がどう見えているのかにばかり注目しているので、話の本質がおろそかになりがちです。そして、アドバイスを聞き逃してしまいます。

後で後悔しないためにも、話を聞くというスタンスを覚えてください。話を聞くというのは、相手がどんな気持ちで言っているのか、どうして欲しいのかと「相手の目線に立って考える」ことです。これができれば、本当に大事なアドバイスを聞き逃すことはありませんし、今後にも活かすことができるでしょう。メモを取れるなら確実にそこでとっておいた方がベストです。自分のコトばかり考えていたらすぐに忘れてしまいますので……

相手の話を聞くことで好感度は今まで以上に上がっていきます。より周りからあなた自身をよく見てもらうために、相手の目線に立って会話に参加するということを覚えていきましょう。

まとめ

「アドバイスを受け入れられない人の3つの共通点」はいかがだったでしょうか?

「誰かを信じてひどい目に遭った事がある」「他人よりも自分の考えを信じている」「話す事に夢中で他人の話を聞いてない」となっています。正しいアドバイスを受け入れられる人は、そうでない人に比べて成長は飛躍的に早くなります。ただ、どれが正しいアドバイスなのかわからないだけなのです。

過去に嫌な目に遭った人も、自分を信じて疑わない人も、自分のコトで精一杯の人も、「アドバイスを受け入れなきゃ」と思っているのであれば、素直になる方法で悩む前に「やらなかったらどうなるか?」を考えるようにしてみてください。

物事は一方から考えるよりも多方面から考えた方が答えを見つけやすい物です。どんなことをやるにしても、そこにはメリットとデメリットがあります。成功したときの喜びとか、失敗したときの悲しみとか。それだけだと賭けのように思えてしまうので、実行が難しいのです。

ですので、やるかどうか悩んで答えが出ないときは、やらなかった時のメリットとデメリットを考えるとより答えが明確になります。そして、それを比べてみてください2つからは出しにくい答えでも、4つになれば話は変わります。やらない方がメリットは大きいと感じるなら、やらない方がいいのです。

でも、もしも逆にやる方がメリットは大きいと思うなら、それはもう悩む前に行動しましょう。仮に失敗してもそこから得られる経験で、次のアドバイスへの受け取り方が大きく変わっていきます。

どんなものでも何もしなければ、腐っていくだけです。アドバイスを聞かないなら聞かないなりに選択しましょう。ダメなのは「聞いた方がいいけど、やらなかった」となることです。

時間は無限ではありません、自分のあり方を悩んでいる間にどんどんと老いて体が動かなくなっていきます。そして、死ぬ前になって、もっとアドバイスを聞いておけば良かったとなるのです。このページを覗かれたあなたはアドバイスを聞く準備も、重要性もわかっているはずです。あとは実行する勇気を持つだけです。

不安な事もあるかもしれませんが、動く事でなにかが変わっていきます。前に進むように頑張っていきましょう!

どうしても動けないというのであれば、マイナス思考が強いかもしれません。出来るだけ早くプラスの考え方に変わるために『簡単にプラス思考になる方法』を読まれるときっと世界が変わるはずです。

著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について

根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!

カテゴリー:価値観

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