「夢を叶える方法」 ~やる気を出すマニュアル~
我慢をするとよりおいしくなる
皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。
さて、我慢が必要なときに、我慢できずに
適当なことを言い訳にしてしまうよりも、
最初から我慢せずに素直にやったほうが良いと
前回お話しました。
この話で、いろいろな反響がありましたので、
もう少しお話したいと思います。
欲望に素直に従うことは
そんなにいけないことではありません。
むしろ良いことなのです。
なぜ、欲望に素直になることは良いことなのでしょうか?
人は、我慢をしていると、
それに反発する力が生まれます。
ご飯を食べたいなと思ったら、
「何を食べるか?」「どこで食べるか?」「どうやって食べるか?」
この辺がずっと頭の中をめぐりませんか?
ここで、「ダイエットだから我慢しよう!」と
考えても、体が食べたいと考えているので、
どうにかして食べようとあなたを説得してくるはずです。
そして、この時の説得してくる言葉は
あまり現実味を帯びていなくても、
実現が難しくても、あなたは納得してしまいます。
その場のあなたの我慢を壊すことだけが出来ればよいからです。
ですので、この時の説得する言葉は適当なことが多いのです。
その結果、行動が出来ませんので、
結果として自分に嘘をつくことになるのです。
「テレビを見てから勉強をしよう!」
「これで最後にして、次から絶食をしよう!」
「今日はもう寝て明日時間を作って勉強しよう!」
このように自分を説得させるために出てくる言葉どおりに
実際に行動が出来ることは非常に少ないのです。
では、「開き直って」我慢しないことは何が良いのでしょうか?
これは、自分がやりたいと
しっかりと意識することから始まります。
つまり、「なぜやりたいのか?」を
考える必要があるのです。
「なぜやりたいのか?」が明確にならないと
人は行動をしないのです。
すると、どうなるのか?
これは、不思議なことですが、
「なぜやらなければならないのか?」と
自然に考えるようになるのです。
人は基本的に面倒くさいことはやろうとしません。
ですので、「なぜやらなければならないのか?」の
理由が面倒くさいことであれば、行動をしないのです。
つまり、ご飯が食べたいと思っても、
「自分で作るのが面倒くさいのでやめておこう」となったり、
「食べたいものを考えるのが面倒くさい」となったりするのです。
我慢をしているときは、
「何でもいいから食べたい」とか
「とにかく食べたい」となっているので、
面倒くさいと出てくることはないのです。
ここに大きな考え方の違いがでてくるのです。
このように、我慢せずにやりたいと思ったことを
実行することは自分で行動をしっかり考える事が出来るので、
自分に嘘をつくこともなくなります。
さらに、我慢をしないことでもう一つメリットがあるのです。
我慢をしていると、それから開放されたときに
我慢していたものがより良いものに感じてしまうのです。
つまり、ダイエットだから、食べるのを我慢していると、
次に食べたときによりおいしいものに感じてしまうのです。
これでは、どんどん我慢するのが大変になりますし、
食べたい気持ちが強くなってしまうので、
ダイエットは成功しづらいですよね。
しかし、欲望に素直になっていれば、
我慢をしていませんので、
よりおいしく感じられることはあまりありません。
そして、我慢をしているときよりも、
冷静にいることができますので、
結果としてあまり食べずに済んでしまうのです。
嘘だと思うのであれば、両手を縛って、
しばらく生活をしてください。
不便を感じ、我慢が出来なくなったら縛っているのを
外してください。
たったこれだけのことですが、
両手を使えることに大きな感動を
得ることが出来るはずです。
やりたい事を我慢するのは、これと同じことなのです。
自分で勝手に不便な状態にして、
我慢が出来なくなるのを待っているのです。
そして、我慢をしなくて良くなったときに
大きな開放感を得ることができるので、
より満足する結果になるのです。
やめなければならないことを
我慢していても絶対にやめることが
出来ない原因がここにあるのです。
そんな、自分を苦しめることをするよりも、
自分に素直になり、
それをやりたい理由を精一杯考えましょう。
いつか、やりたい理由がなくなり、
やることがなくなるはずです。
意外と、やろうと思っていたことが
つまらないものに感じるときがくるのです。
我慢をしなくなったものに、
たいした感動はないので、
その結果、飽きやすくなるのです。
やめたいと本気で思っているなら
適当な嘘をついて自分をごまかすよりも、
素直に従ったほうが結果としてよくなるのは
このような原因があるのです!
我慢せずにやるのは
決して「開き直り」ではありません。
下手に我慢をしてもやりたい気持ちが強くなるだけなのです。
自分に素直になることで、自分が本当に
やりたい理由を見つけそれに向かって行動することで
自分の成長にもつながっていくのです!
自分の成長の為に
自分の行動の理由を明確にしていきましょう!
著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について
根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!
カテゴリー:価値観
今日のやる気が出る話
夢は忘れやすい。
いつも口にしておかないとすぐに忘れてしまう。