話を面白くする
皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。
あなたは話に困ったことありませんか?
自分の話に自信のない人は、
『ネタ』がないからだと考えがちです。
話題がないから、うまく話せない。
そのため、誰かと話で盛り上がろうとすると
必死になってネタを探そうとするわけです。
わかってほしいのですが、
人を笑わせるネタをたくさん持っている人なんて
ほとんどいません。
もしも、多くの人を笑わせる話をたくさん持っているのであれば
漫才師やお笑い芸人として、食べていけるほどすごいのです。
当然のことですが、漫才師やお笑い芸人は面白い話になるように
必死になって勉強して、努力して、命を削って頑張っています。
そこまでして、ようやくネタをひとつ手に入れられるわけです。
そんな努力をしない一般の人が
面白いネタをいくつも持っているわけがありません。
それでも話していて面白い人と面白くない人が存在しています。
つまり、話が面白くならないのは、ネタのせいではないのです。
話が面白い人と面白くない人との違いは
ずばり、反応の違いです。
人間は誰しも自分のことを見てもらいたいものです。
褒めてもらいたいし、楽しんでもらいたい。
わかってもらいたいし、好きになってもらいたい。
ほぼ100%の人にこのような心理が働いています。
このような相手に対して、相手のことを見ずに
あなた自身が面白いネタを考えているようでは
話が盛り上がるわけがないのです。
もしも、話を面白くしたいと思ったら、
ネタになることを探すのではなく、
『返し』を意識してみてください。
返しには、いくつかパターンがあります。
過去、未来、現在などの時間軸での返答。
意志や感想、疑問や肯定、否定、説明などの考えを中心とした返答。
比較や仮定、推定などの別のものや人を出して比べる返答。
このようにいくつかのパターンがあります。
この中で話していて、つまらなくなるのは、
『否定』と『説明』です。
否定は自分の考えを否定されたようで感じ悪く思うでしょうし、
説明は自分の話題を取られたような気持ちになってしまうからです。
「○○ってどう思う?」と質問されたら、否定は「ダメだ」と言い、
説明は「あれは○○ってことなんだよ」と言うのです。
わかりますか、一緒に文句を言いたい人ならともかく、
そうでないなら、どちらも話が盛り上がらなそうですよね。
盛り上げるなら、先ほども言ったように相手の気持ちに立ててあげることです。
つまり、褒めたり、理解したり、感動したりすることです。
「○○ってどう思う?」の質問に対して、
なんと言う答えを相手が求めているのかを一度思い描いてみましょう。
それだけで、話は何倍も盛り上がっていくのです。
相手に合わせているだけでは疲れてしまいそうだと
考えている人もいるでしょう。
しかし、違うのです。
あなたが相手を楽しませれば、
相手もあなたを楽しませてくれるようになるのです。
相手に与えた感情は必ず自分に返ってきます。
会話が楽しくならないのは、
あなたが相手を楽しませていないからです。
相手を楽しませる一番の近道は返しをうまくなることです。
しっかり相手を見て、相手が一番喜びそうな返しを見つけていきましょう!
もっともっと会話がうまくなるはずです。
頑張っていきましょう!
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過去のだらけた自分に猛烈に反省し、少しでも多くの人にやる気を出してもらえるように、やる気プロデューサーとして活動し始め、かれこれ10年以上。様々な出会いを通じて培った経験とノウハウを活かし、世界中にやる気を与えるために活動しています。少しでもあなたのやる気が湧いてくれば幸いです。