「夢を叶える方法」 ~やる気を出すマニュアル~
育児と仕事を両立する為の3つのステップ
皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。
1999年に共働き世帯が専業主婦世帯を上回ってから、ずっと右肩上がりに共働き率が上がっている日本。すで6割強が兼業主婦となっています。こんな時代だからこそ、問題になってくるのが子育ての負担です。
昔はおじいちゃんやおばあちゃんがいたので、共働きでも大きな問題にはなりませんでしたが、今は夫婦で育てる必要があります。旦那さんの仕事が忙しく、育児に積極的ではない場合、女性の負担はかなり大きなものになっているでしょう。本当に頭が下がる思いです。子育てと仕事の両立、本当にありがとうございます。
仕事と育児に挟まれて、自分は母親には向いていないと、ストレスを溜め込む女性もいます。今回は子育てが大きな負担になっている人に向けて、負担を減らしていく3つのステップを用意しました。何人もの育児ノイローゼから救った方法になりますので、きっとあなたの悩みも解消できるはずです。
子育てを負担に思う理由
子育てにおいて、もっと不満が溜まるのが「理想の母親像」です。理想の母親像とは、子どもの泣き声から、状態をいち早く察知し、子どもにストレスを与えないように、至れり尽くせりをこなせるような完璧なお母さんです。
誰もが最初は子どもを産んですぐに、自分もそんな理想の母親になれると思っています。でも、現実を直面して、自分は「母親には向いていない」と落ち込んでしまうのです。
最初にはっきりと言っておきます。この「理想の母親像」をまず捨ててください。なぜなら、そんな姿になるのは不可能だからです。いえ、世の中には色んな人がいますので、ゼロとは言いません。でも、限りなく0%に近い数値になるでしょう。
理想の母親にはなれない
あなたは学校でオールAを取るような、とても優秀な生徒だったでしょうか?
仕事では全ての上司、先輩があなたを褒めちぎるような立派な社員でしょうか?
誰からも愛される素敵な人間関係ばかり築いてきたでしょうか?
生きてきた中で、色々なことを例にして考えてみてください。おそらく、完璧と呼べるレベルを達成できたものもあれば、そうでもない分野も多数あったに違いありません。であれば、どうして母親として、完璧な人間になれると考えているのでしょうか。
どんなことでも得意な人もいれば、苦手な人もいます。全ての女性が「理想の母親」になることなんて不可能なのです。こんな話をすると、自分はダメな人間だと落ち込んでしまう人もいます。でも、安心してください。あなたは「理想の母親」のなることができます。
「え? 矛盾してない?」
そんなことはありません。誰でも理想の母親になれます。ただ、自分が思っている「理想の母親像」というものが、他の誰かによって間違って植え付けられているだけなのです。
間違った「理想の母親像」とは?
そもそも、「理想の母親像」というのは、テレビやマスコミ、どっかの評論家が言っているだけで、それが本当に自分の子どもに合うとは限りません。
自分のことで考えればわかると思いますが、全ての人間が同じ理想をもって生きているなんて、絶対にありえませんよね。勉強が好きな人もいれば、苦手な人もいる。運動が得意でピーマンが食べれないけど、にんじんは大好きとか、本当に好みや個性は人それぞれです。
それなのに子育てに関してだけは、理想通りにやらないと子どもがダメになると考えるのは、非常におかしな話ではないでしょうか。全ての子どもにあった育児方法や教育など存在するわけがありません。そんなものがあれば、誰でも簡単に優秀な教師になれますよね。ですので、あなたは最初に自分と自分の子どもにあった「理想の母親像」を見つける必要があるのです。
ステップ1 自分にあった理想の母親像
多くの人は、どこかの誰かが提唱した「理想の母親像」を目指し、大きなストレスを抱えながら、子育てをしています。それは、やりたくない学校の勉強を無理やりやらされているようなものです。大きなストレスになって当然ですよね。
あなたにあった「理想の母親像」を見つけるためには、まず自分に都合の良い姿を想像することからはじめてください。怠け者と呼ばれても、他のお母さんたちにバカにされるような状況でも構いません。それが一番いいと思える姿を描けば良いのです。あなたの勝手な都合ですので、遠慮はいりません。どんどん理想を重ねていきましょう。理想はたくさん描けましたでしょうか。
もちろん、子どもにも都合がある
さて、次に問題となってくるのが、子どもとの関わりです。あなたが描く「理想の母親像」通りでよければ、あなたは何ひとつストレスを抱えることなく、快適に育児ができるはずです。でも、現実では違います。
子どもにも「理想の母親像」と言うものがあるのです。それがどんなモノなのか? 残念ですが、最初にお話ししたように一人一人個性がありますので、本人にしかわかりません。
とはいえ、赤ちゃんはしゃべることができません。だったら、どうすればわかるのか?
それはもっと密になってコミュニケーションを取ることです。本を読んだり、誰かに話したりするのではなく、目の前にいる子どもに触れてみてください。話しかけてみてください。抱っこしてみてください。たくさんスキンシップをとってみてください。何か気がつくことがあるはずです。それがあなたの子どもが描く理想の母親像なのです。
ステップ2 周りの人たちを巻きこもう
あなたと子ども2人で暮らしているのであれば、自分の理想と子どもの理想がわかれば大体のことは対応できるようになります。でも、ここに旦那さんや他の子どもたち、親戚などが関わってくると話がまたこじれてきます。なぜなら、彼ら、彼女らにも「理想の母親像」があるからです。
次にあなたがすべきことは、それぞれの理想を聞き、相手の理想が自分の負担にならないようにしていくことになります。簡単に解決する問題ではありません。でも、やらなければいけないのです。
今のうちから理想を摺り合わせておかないと、子どもが大きくなるに連れて、理想がだんだんとズレていきます。より大きな問題に発展しますので、時間を作って、子育てに関わる人と理想を話し合っておきましょう。
ステップ3 全ての理想から妥協できるポイントを探そう
理想を話し合う上で最も大事なのは、相手をコテンパンに打ちのめすことではありません。そんなことをしてしまったら、相手は育児放棄をするか、意固地になって関係が悪化するだけでしょう。せっかく話し合ったのにこれでは意味がありませんよね。
話し合いでやるべきことは、互いにどこまで妥協できるかを見つけることです。例えば、夜泣きが耐えられないので別の部屋で寝るとか、夜の営みは減らして欲しいとか、風呂掃除や洗濯は旦那さんに手伝って欲しいとか、書き出せばキリがないほど色々と出てくるに違いありません。
互いにそれを1つずつ話し合って、解決してください。時間はかなりかかりますが、これから何十年と一緒にいるパートナーですので、話しておくことで誤解が生じることも減るはずです。
この話し合いで大事なのは妥協できるポイントを探り合うことですので、妥協できないことはどんどん言って構いません。相手も妥協できないことであれば、いずれ大きな問題に発展しますので、ここでしっかりと決めた方が良いのです。
波風を立てることで結束が高まる
墓場に入るまで我慢できるのであれば、それは妥協できることです。でも、そうじゃないなら、遠慮なく問題として提議しましょう。いかに「自分がこうしたいのか」をアピールして、相手の意見に対して、それぞれの役割を決めていきましょう。
最初はギスギスとすることも増えるはずです。でも、しばらく続けていくとケンカも減り、わかり合えることも多くなっていきます。
「ケンカするのは嫌」と最初から諦めてしまうと危険です。あなただけが負担を抱えて、育児と仕事の両立が難しくなります。家族全員が納得する「理想の母親像」を家族のみんなで創り上げてください。
もちろん、「理想の父親像」「理想の息子像」「理想の娘像」なんてもののあるはずです。家族でコミュニケーションを取れば取るだけ、結束が深まっていきます。波風をどんどん立てて、わかりあっていきましょう。
まとめ
子育てと仕事を両立する3つのステップはいかがだったでしょうか?
- Step1.自分にあった理想の母親像を見つけよう
- Step2.家族の理想を知ろう
- Step3.妥協してもいいポイントを家族で出し合おう
どこが「仕事と育児の両立」なのかと疑問に思う人もいるかもしれません。しかし、よく考えていただけるとわかると思いますが、あなたがこれからも仕事をしたいのかというのも、ステップ1で考えるべきところなのです。
もしも、仕事を辞めたいと思うのであれば、ステップ3でしっかりとその旨を話していくべきでしょうし、逆に続けたいと思うのであれば、育児や家事で手伝って欲しいことが必ずあるでしょう。そうでなければ、仕事と育児の両立を負担になど思うわけもありません。
自分の理想と相手の理想を摺り合わせて、マスコミや評論家の意見に惑わされない、真の「理想の母親像」を目指してください。もっと育児が楽しくなっていくはずです。頑張っていきましょう!
著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について
根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!
カテゴリー:人間関係
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今できることはそんなに多くはない。
だけどコツコツと積み上げると大きな結果を残すことができる。
今できることを大事にしよう!