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ゾンビから学べる目的を持つことの重要性

皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。

最近のテレビ楽しんでいますか? こんな質問をしておいてなんですが、私はあまり楽しめていません。というのも、テレビでは自分が見たいものは見られず、スポンサーが見せたいものが、垂れ流されているという哀しい現実に気がついたからなのです。せっかく貴重な時間を使うのだから、できるだけ自分が見たいものを見ていきたいですよね。

というわけで、自分で好きなものを選んで見られるアマゾンプライムに加入しました。国内や海外の映画やドラマがたくさん登録されており、いつでもどこでも見たいものを見られるのは嬉しいですね。ついつい時間を忘れて楽しんでいます。

アマゾンプライムには、結構な数のゾンビ作品があります。死者の体が何かの原因で動き出して、人間を襲うゾンビ。基本的に死体かつ腐っているので動きは遅そうに思われますが、作品によっては足が早かったり、力持ちだったりと、個性があって見ていて飽きないです。

そんな魅力いっぱいのゾンビですが、なによりも怖い特殊能力があります。それはゾンビに噛まれると死んで、自分もゾンビになるという力です。致死率はなんと100%。ちょっとでも噛まれれば死亡確定&ゾンビ化確定です。コロナウイルスなんて目じゃない凶悪さになっています。

誰もが知っているゾンビですが、よくよく考えてみると、おかしな点がばかりです。

今回はゾンビを題材にやる気について考えてみましょう!

ゾンビはどうして人を襲うのか?

どの作品でも共通して言えるのは、ゾンビは人間を見つけたら、噛みつくために襲って来ます。目的は不明なのですが、それについては語られることはなく、なんとなく雰囲気でゾンビの目的は人を食べることと答えるでしょう。確かに生き物であるなら、食べるためだったら襲ってくるのもわかります。

でも、あいつらは「ひとかじり」とか平気でやってきますよね? ちょっとでもかじったら、すぐに食べられなくなるんだから、実におかしな行動です。

え? なぜ食べられなくなるって?

そりゃあ、もちろん致死率100%でかじられた人間が、次々とゾンビになっちゃうからです。ゾンビ同士で共喰しないなら、ちょっとかじって次へ行くなんて繰り返したら、みんなゾンビになって食べ物がすぐになくなってしまいます

お腹が空いて食べているなら、もっと全力で食べることに執着して良さそうです。でも、あいつらゾンビはかじったら満足して次の人を襲いはじめますよね。

そもそもゾンビは体が腐っているので、胃袋がなくなっていたり、腸がはみでたりと、食べてもうまく消化できそうにありません。つまり、食べるのが目的ではないのが分かりますね。では、一体なぜ人間を襲うのでしょうか?

ゾンビの目的

ゾンビを作った生みの親ではないので、確実な動機は断言できませんが、おそらく仲間を増やす為にやっているのではないでしょうか。ゾンビになると人間に噛みつきたくなって、結果として食べているように見えるだけだと…そう考えると自然な行動です。

仲間を増やすためか……なるほど。と思わず納得してしまいそうですが、ここでも問題があります。それは仲間を増やし続けてゾンビは最終的にどうなるのか? という問題です。

世界中の人間がゾンビになったら、ゾンビは「あー」とか「うー」とか、気持ち悪いうめき声を上げながら、地上を徘徊するくらいしかやることがありません。作品によっては、ゾンビたちが犬や牛などの動物も襲っているので、その辺りも全部ゾンビにするまでは積極的に行動していくでしょう。

でも、その後は?
世界中から生物が消え、ゾンビだけになったら?

ゾンビは死ぬこともできずに、ただひたすら生き物を徘徊するだけになってしまいます。頑張って噛みついて、地上から生物を全て排除し、ゾンビだけの楽園を創り上げたのに、あまりにも不憫な待遇です。

ゾンビを制作できる神のような力を持つ人の考えなんて、凡人である私たちでは決してわかるはずもありませんが、あまり頭が良いとは言えませんね。

なぜなら、特定の人たちだけをゾンビ化から免れる術を持っていたとしても、食べる物はどうするつもりなのでしょうか。ゾンビ化しないからといって、腐った肉ばかりを食べると思ったら気が滅入ってしまいます。腐った魚や肉の臭いを嗅ぐだけで気持ち悪いのに、それを毎日これから生涯食べ続けなければならない。どんな罰ゲームでしょうか。

そんな立場になるなら、私ならゾンビになって「あー」とか「うー」いって、街中を徘徊していたいですね。いつか誰か宇宙の彼方からスゴイ人がやってきて元に戻してくれると期待しながら……

結局フィクションなんだから面白ければどうでもいい

ゾンビという生物について考えてみましたが、結論として視聴者や読者を怖がらせるためだけに都合よく作られた存在であることがわかりますね。そもそもゾンビがこれだけたくさんの作品で使われているのに、人間に噛みついている目的が明確になっていないというのは非常に面白いです。

なんとなくウイルス感染や生物兵器のような伏線はありますが、それが具体的になってゾンビ問題を解決できた作品はほとんどありません。

仮にゾンビが壊滅したとしても、どこかで生き残っていて、また人間を襲い始めるような描写で終わることがほとんどです。やはり、海外ではゾンビというのは、それだけで絶対的な力があるのでしょう。「こまかいことは良いんだよ」と言われてしまいそうです。

日本人向けはやっぱり幽霊

火葬がほぼ義務づけられている日本では、土葬の習慣はありませんので、お墓から出てくるゾンビというのは映像など見ない限り、なかなか想像ができません。土葬が主流となっている国では子どもたちを怖がらせるためにゾンビというお化けが作り出されたのでしょう。

日本では火葬がメインですので、基本的に死後は体が残りません。ですので、足がない透明の存在「幽霊」が子どもたちを怖がらせる役割になっています。しかし、ゾンビには噛みつくという強力な戦闘手段がありますが、幽霊は透明な存在なので戦闘手段がありません。

作品によってポルターガイストなど不思議な力を使う幽霊もいますが、基本的に薄暗いところからぼんやりと出てきて、強烈な衝撃を与えて死に至らしめます。噛みつくことなく姿を見せるだけで、恐怖で普通の人は死んでしまうのです。考えてみればメチャクチャ怖い殺し方ですね。いや、怖いから死んでいるんだから、当然ですけど……

幽霊による死因の多くが原因不明の死で、その次は心臓発作でしょうかね。噛みつくという物理的な攻撃を行ってくるゾンビとは対称的に、幽霊は精神的な攻撃で狙ってくると言う構図になっています。

追いかけても逃げられることが多いゾンビと違って、幽霊は神出鬼没でどこにでも出て、狙ったターゲットを殺すことが可能です。

車で逃げたとしても、いつの間にか後部座席にいるなんて殺し方もしてきます。姿を見せるだけで殺せるなんて、目を見ないと石にできないメデューサの完全上位互換です。やばいですね。

本当に見るだけで殺せるのか?

決して逃げられない無敵の幽霊ですが、本当に見るだけで殺すなんてことが出来るのでしょうか。驚いて気絶したという人はたまに耳にしますが、何かに驚いて心臓発作で死んだなんて人、まず聞きません。情報規制でも行われていないのであれば、驚いて死ぬというのは比較的少ない死因なのがわかります。

では、どうして幽霊は人を殺すことができるのでしょうか?

幽霊によって出現条件は様々でビデオ見るだけで1週間後に殺されてしまうものから、着信が入ると死ぬなんてものもあり、一つに絞ることはできません。でも、おそらくですが、それは信念にも勝る恨みや怨念などの負の感情に違いありません。

生前より深い深い恨みを抱くことで、対象やそれに近い人を殺せるだけの力を手に入れたのです。夢を叶えるためにも気持ちが大事なように、恨みを晴らすためにも何者にも負けない強い意識が必要になってくるというのが見えてきますね。

ゾンビのような直接的な攻撃ができなくても、幽霊は強い信念を相手にぶつけることで、対象の生命機能に損傷を与えることができると言うわけです。

幽霊には有名人がいる

さて、幽霊にはリングの「貞子」を筆頭に様々な有名人がいますが、有象無象に存在するゾンビには、まったくいないとは言いませんが、有名なゾンビほとんどいないでしょう。それは最初から何度も話してきたように目的がないからです。

目的を持たないゾンビは人間に噛みつくことで、仲間を増やし虚無へとなっていき、目的がある幽霊は怨念の力で人を殺し、より強大な怨念へと変わっていくことになります。それが多くの人の記憶に残る力になるのです。

目的意識を持つことが大事

今回の件でなによりもわかって欲しいのは、目的のない活動は誰の共感も得られないと言うことです。今の科学では到底実現できない、死者を生き返らせたり、致死率100%を実現したりと、ゾンビには恐るべき技術が込められています。

それなのに、掘り下げて作り込まれないのは、偏に目的が不明な場合が多いからでしょう。幽霊は「復讐」という明確な目的があるのに対し、ゾンビはあまりにも目的不明で杞憂な存在です。

そのため、ゾンビものを見た人の多くがエンディング後に、何とも言えない虚無感を味わってしまいます。主人公の目的は達成できず、ゾンビ(悪役)の目的も不明で、それが達成したかどうかもわからない状況では、誰も納得しない終わり方なのは言うまでもありません。

まとめ

あなたがもしも何かやろうとしているなら、能力を身につけることよりも、周りの人に自分の目的を知ってもらうことが重要だと覚えておいてください。どんなに素晴らしい能力を身につけたとしても、ゾンビのように目的がなかったら、その評価はかなり低いものになってしまいます。

目的は憧れや感動などのプラスな言葉でなく、恨みでも怨念でも執念などのマイナスの言葉でも構いません。なんでも良いので、自分の存在を示す何かを底に込めることが重要です。

多くの人が共感するのがその目的の部分になります。目的はあなただけの思いです。より多くの人にあなたの力を認めてもらうために、しっかりとした目的を持ってください。ゾンビのような強力な感染力を持つことができれば、あなたの夢は必ず実現します。頑張っていきましょう。

著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について

根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!

カテゴリー:やる気

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