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吃音症で悩む人に知っておいて欲しいたった一つの直し方【ドモり】

皆さん、こんにちは。
急いでしゃべると言葉が何度も詰まってしまうやる気プロデューサーの上田洋輔です。

私自身も幼少の頃に「吃音症」、所謂ドモりを発症し、人前で話すたびに笑われて、からかわれて、真似されてて嫌な思いをしてきた経験があります。そんな私がハッキリ言えるのは、「吃音症」は意識から来る病だということです。

吃音症には「連発」「伸発」「難発」の3つの症状があり、それぞれ症状も異なります。連発は「こ、こ、こんにちは」などと最初の言葉が何度も繰り返されます。伸発は「こーんにちは」と最初の言葉が勝手に伸びてしまい、難発はすぐに言葉が出てこず、「……こんにちは」となってしまうものです。

脳神経の問題かドモりが出てくると言われると、多くの人は吃音症になったら、ずっと治らないと考えてしまうのも当然です。でも、諦める前に少し考えてみてください。

あなたの周りにいる普通に話せる人は、100%早口言葉を言えますか?ということです。おそらくよほど訓練した人でなければ無理でしょうし、声優やニュースキャスターなどの声を使った職業の人だって油断したら、言葉を詰まらせてしまいます。

訓練した人でもドモるのですから、普通の人がドモらないようにしようと思うのが、そもそも間違いなのです。

なぜ、このような話をするのかというと、吃音症になる人の多くが、自分はドモるからということで、ドモらないように急いでしゃべろうとします。急いでしゃべろうとするのは「早口言葉をしゃべる」のと同じですから、言葉が突っかかって当然です。

なので、ドモらないようにとか考える前に「ゆっくりとしゃべる」ことを心がけてください。「何を言っているのかわからない」と言われるのは、あなたがドモっているからではなく、早口でしゃべるから、相手の理解が追いついていないだけなのです。

基本的に吃音症になる人の多くが優れた頭脳を持っています。洪水のようにたくさんの言葉が出てくるので、それを全て伝えようとするので、早口になり、結果として吃音を発症するのです。

ですので、あなたがもしも吃音症で悩んでいるのであれば、それはあなたの頭の回転にあなたを含めて誰もついて行けていないということを認識してください。あなたがゆっくりとしゃべってくれなければ、他の人の頭の回転速度では理解が追いつかないのです。

自分のスペックの高さを理解する

ここまで言うとわかりますよね。吃音を発症するのは、しゃべるのが早すぎると起こるのは当然なのです。ですので、声を出す前に出しにくいなと感じるときは、それを無理に急いでしゃべろうとはせずに一度、大きく深呼吸をし、落ち着いてから、ゆっくりと相手に言葉を送ってみてください。

相手の目をゆっくりと見て、言葉を並べられたとき、吃音症のことなんて忘れて、スムーズに声が口から出てくるはずです。訓練でも吃音症は治りますが、それよりも相手の気持ちになって、言葉を全て聞き取れるようにゆっくりと伝えてみましょう。聞き取りやすい声が言葉になるはずです。

声の出し方は練習で治る

吃音で悩む人の多くは自分の声に自信がないので、自分の声を客観的に聞いたことがない場合が多いです。自分の声を客観的に聞いたことがないから、自分がどれだけ早くしゃべっているのか気づいていないのかも知れません。

まずは、人としゃべっているときに自分の声を録音してみてください。おそらく、自分が思っているよりも速いペースでしゃべっていることに気がつくはずです。そして、特にドモった時の部分を聞き返してみましょう。間違いなく急いでしゃべろう、伝えようとした部分のはずです。

他人との話を録音して聞き返すだけで、喋り方で学べることがたくさん出てきます。私自身も人前で話すようになり、何度も自分の声を聞いているうちにドモることも減ってきました。その経験から自分がどんなトーンでどんな喋り方をしているのかを知るのは非常に重要です。

吃音症で悩んでいるのであれば、録音して自分の声を何度も聞き返してみましょう。自分の声に違和感を感じなくなったとき、間違いなく吃音症もかなり改善されています。

自分の頭が他の人よりも回転が早いことを理解し、ゆっくり伝えることを覚えていけばいいのです。賢いあなたならきっとできるはずです。

頑張っていきましょう!

著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について

根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!

カテゴリー:才能

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