朝一番に考えること
皆さんこんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。
さて、「寝る」というのは、モチベーションをあげる中でも一番
変化がある方法だと先ほどお話しましたが、なぜだと思いますか?
私が考えるに、寝るというのは、1日のリセットになるのです。
そのため、どんなモチベーションの変化よりも、
寝るという行動は変化の大きいものだと考えています。
会社や学校でどんなに嫌なことがあったとしても、
「寝る」ことで気持ちがリセットされ、すっきりして目が覚めますよね。
え?そうでもない日がある。
それは、昨日の出来事を引っ張っているときではないでしょうか?
おそらく、今日起きたということと、
まったく関係ないところで行われている感情です。
基本的に起きてすぐは、まっさらな状態で目を覚まします。
その後、寝ぼけながら、昨日のことを思い出し、自分の今の感情を決めていくのです。
ですので、起きてすぐに機嫌が悪いのは、機嫌が悪くなるように自分を持っていっているのです。
ここ重要ですね。なぜか、わざわざ人は、気分が悪くなることを真っ先に思い出し、
自分の感情をその状態に持っていこうとする傾向が強いのです。
これは、気分が悪くなることが一番印象的だからなのですが、
別に持っていかなくても良いのに、その状態持っていってしまうのです。
非常にもったいない話ですよね。
朝、最高にリフレッシュした状態で目が覚めているのに、昨日までのことで嫌だった部分を
わざわざ思い出して、自分の気持ちを下げているわけですから。
「よく、○○したら、やります」のようなことを言う人がいます。
これは、例えば、「きちんと頼んでくれたら、愛想よく引き受けます」、「先に謝ってくれたら、こちらも反省します」などの、ある条件が起こったら、こちらも行動しますという返事なのですが、
これはどうなのでしょうか。なんかもったいない気がしませんか
あえて自分で気分が悪くなるように、持っていっている気がしますよね。
別に、きちんと頼まれなくても、愛想よくできますし、それで相手も機嫌がよくなり、依頼をきちんとしてくれるようになるかもしれませんし、謝ってもらわなくても反省することできます。
このように条件付で、自分の感情を変えるという発想はすごく危険なことは
わかっていただけますでしょうか。
人の感情に流される生き方ですので、感情を人にコントロールされているわけです。
操り人形ですよ。なんか、嫌じゃありませんか。
つまり、朝起きてすぐに、機嫌がわるいとか、機嫌がよいというのは、昨日までの周りの出来事に振り回されているわけなのです。自分で自分の感情をコントロールできるというのは、朝起きたときの機嫌を好きなようにコントロールできるということにつながるのです。
昨日まで、どんなにつらい状況であったとしても、今日目が覚めた段階から、自分で機嫌を浴することは可能なのです。自分で、その感情に持っていっているだけなので、どんなにつらい日常であったとしても、せめて朝起きてすぐの時間だけは、プラスの話に自分の持っていって、気分がよくなる自分にしましょう。
こうするだけで、自分をコントロールする練習になりますし、なにより、気分がよくなります。
朝起きてすぐのまっさらなあなたを、わざわざ、気分の悪いところに持っていって、最悪な朝を過ごすのをやめましょう。明日の朝おきてすぐに、「今日は最高の一日だ!」と思って起きて、悪いことを考えるのは、やめておきましょう。ほっといても、考えますので、意図的に考えるのをやめて「今日は最高の一日だ!」と思って、元気な朝を過ごしましょう。たったこれだけで、仕事の効率やその日の捉え方がまったく違うものになります。
まずは、きれいな状態の朝をきれいに過ごしていきましょう!
NEXT→ 予定は前の日に
今週のおすすめ書籍
自立型人材育成コンサルタントの「横川裕之(よこかわ ひろゆき)」さんが提唱する「すぐやる」行動力が身につく方法のご紹介です。「伝える力」が格段に高まり、ネガティブな感情をコントロールできるようになっていきます。読者の多くが素早く決断できるようになったと感激の声を上げているのも魅力です。
新しいアイデアが次々とわいてきて、相手の気持ちが読めるようになるなど、思考を文字にすることで、人生は大きく飛躍します。しかも、1日たったの15分あるコトをするだけ。人生を変える「思考のブレーキ」の外し方を手に入れてみませんか?
思いついたら即行動
その気の持ち方が自分を成長させる。
気持ちがあればいつでも成長できる。
メルマガの登録はこちらへ
過去のだらけた自分に猛烈に反省し、少しでも多くの人にやる気を出してもらえるように、やる気プロデューサーとして活動し始め、かれこれ10年以上。様々な出会いを通じて培った経験とノウハウを活かし、世界中にやる気を与えるために活動しています。少しでもあなたのやる気が湧いてくれば幸いです。