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教育係になった時に考えること

皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。

あなたは人を育てる時に
その人の幸せを考える事が出来ていますか?

多くの人は、相手のためと言いながら
主に自分の評価が上がるように指導をし、
いかに自分を良く見せるのかを考え
実際には相手の事をあまり考えていないのです。

例えば、「どうすれば早く理解させられるのか?」
「きちんと正しいことを教えるのはどうすればいいのか?」
「私の言うことを聞かせるためにどのように接するべきか?」
「自分を良く見せるためにはどうすればいいのか?」など

よく考えてみるとわかると思いますが、
これらのことは全て自分を良く見せる為の方法しか考えていないのです。

つまり、「早く理解させる=教え方がうまい」
「言うことを聞かせる=尊厳がある」
「よく見せたい=尊敬されたい」

このように自分の事しか考えていないと、
相手が言うとおりに出来なかったり、勝手なことをすると、
ついつい感情的になってしまい相手を責めたりするのです。

そのような事が続いてしまうと
後輩や部下はあなたへの信頼をなくしてしまい、
「○○さんは私のことなんて何もわかってくれない」となるのです。

また、影で文句を言われるのが嫌だからといって
相手を注意できないのも問題です。
これも同じようにあとあと不満となって出てくるでしょう。

これでは、せっかく教育者の立場になってしまったのに
信頼をなくしてしまうだけの結果なんてもったいないですよね。

多くの教師や親がこのような失敗をしてしまっているのです。

では、相手のことを考えるとどのようになるでしょうか?

まずは相手がどんな人間になるべきなのか、
なった方が良いのかを明確にしましょう。

これを具体的にしておけば
あなたの気分で焦点がぶれることもありませんので
より明確に相手に指示を出す事が出来るようになるのです。

つまり、あなたの後継者を育てるのであれば、
あなたが居なくても作業を進める事が出来るだけの
知識を与えてあげるべきですし、
さらに相手が次の教育係になった時も
きちんと教えてあげる事が出来るような教え方をしてあげるべきなのです。

つまり、あなたが嫌われ者になろうが、
あなたの評価が悪くなろうが
相手の状態が良くなるために注意すべきところはきちんと注意し、
言わなければならないことはきちんと言うべきなのです。

そして、それは決して感情に流されて注意するのではありません。
相手のためを思って注意した方がよいところを探して注意してあげるのです。

ですので、ひどい失敗だったとしても、
あえて注意しないなんて選択肢も出来るはずなのです。

このあたりは自分がどのように育てていこうとしているのかと
照らし合わせて、指導方法を変えていきましょう。

そのように状況に流されない毅然とした態度が
相手からの信用も得る事が出来るようになるのです。

状況や環境に流されて相手を注意することは
絶対にやってはならないことなのです。

あなたも教育係になる事が出来た時には
まず、教育すべき相手のことを考えて
どのように成長するのが一番良いのかを明確にしましょう。

そして、相手と相談し、一緒に頑張っていく
スタンスを忘れないようにしましょう。

あなたの評価を上げるために、
教えるべき相手がいるのではないのです。

あなたが教えるのに一番適しているから
あなたが選ばれただけなのです。

しっかりと相手のために
あなたが出来ることを最大限にしてあげましょう!

著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について

根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!

カテゴリー:価値観

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