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人の使い方

皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。

人を使う時に多くの人がやってしまうのが
「支配」しようとすることです。

どういうことかというと、
人を自分の思い通りに動かそうと思って、あれこれと指示をし、
相手の考えよりも自分の考えどおりに動いてもらおうとするのです。

このような指示の与え方を支配的な指示といいます。

「支配」で人を動かそうとすると、
その人は自分で考え、行動が出来ませんので
常にあなたからの指示を待つようになってしまいます。

つまり、あなたが指示を出し続けなければならなくなるのです。

これでは、あなたがそばにいる間はまだ良いかもしれませんが、
あなたがちょっとでも目を離してしまうと、
何もしなくなったり、あなたからの指示が無いので何もしなくなるのです。

人は自分で考え行動した時に成長しますので、
周りの人を支配的に使っていると、
その人たちはほとんど成長しません。

ですので、支配的な指示では
あなたの役に立ってくれるようになる事は非常に難しいのです。

あなたが指示をしなくても、
ある程度周りの人が動いてもらうためには
「支配」ではなく、「指導」してあげる必要があるのです。

あれしろ、これしろ、これするな。
等を言っているようなものは支配であり、
常にあなたの監視下におかれている状態です。

人はこのような状態の時はなんとかして
抜け道を探そうとし、うまい具合にさぼったり、
言い訳をして、ごまかそうとしてしまうのです。

その為に、その人本人も成長しませんし、
あなた自身もますますその人から目を離す事が出来なくなるのです。

本来、指導者やリーダーは、
相手を支配するのではなく、
指導して、相手が自分で考えて
動けるようにしてあげる事が仕事なのです。

その為には相手を「信頼」する事が大事なのです。

しかし、支配的なリーダーは相手を「信頼」する事はしませんし、
逆に相手が○○を出来るようになるまでは
絶対に「信頼」する事は無いと答えるでしょう。

この○○は仕事によって異なるでしょうし、
また、この○○が出来るようになっても
支配的な指示がなくなることも少ないのです。

ですので、相手の行動を考える前に
相手がどんな人でもまず信頼する事からはじめてみましょう。

そして、手段に口を出さずに
効果に対して意見を言うようにしてあげましょう。

すると相手もより効果が出るような方法や手段を
自分で考え、あなたの期待通り、
またはそれ以上の働きをするようになっていくでしょう。

相手の手段にだけ注目していても、
それはあくまであなた流のやり方を相手に
押し付けているだけなのです。

そして、それがあなたを支配的なリーダーにしている原因なのです。

相手のやり方や方法に注目せずに
その人がだした効果を素直に評価するようにしましょう。

人をうまく使う事であなたの時間は
もっともっとたくさん使えるようになります。

自分で全てするのではなく、
人を信頼し、より多く事を成せるようになっていきましょう!

著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について

根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!

カテゴリー:仕事観

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