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知っていることを聞かれたら?

皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。

自分の知識をさらけ出して、満足したことありませんか?

人には自己顕示欲があるため、
どうしても自分を本来の力より、大きく見せようとします。

自己顕示欲とは、自分をよく見てもらいたい、
自分を知ってもらいたい、構ってもらいたいなどの欲求です。

少々子どもぽい心理だと思われる人もいるかもしれません。
ですが、誤解しないでください。

この欲求は子どもだけではありません。

むしろ、大人になるほど、強くなる傾向があります。

例えば、「○○って知っている?」と聞かれました。
あなたはこの話題について『少し』知っています。

このような状況の場合、自己顕示欲が働くと、
自分のわかる範囲で、
相手に知っているとアピールをするわけです。

あなたにも経験があるのではないでしょうか?

少しでも知っていれば、とりあえず相手に自分の知識レベルを
披露して、『こんなことも知らないの?』と言われないように
見栄を張るのです。

どうですか? 大人になるほど増えると思いませんか?

「知識を披露して何が悪いの?」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
でも、よく考えてみて下さい。

その物事について『少し』しか知らないのでしたら、
知らないと言った方が、相手から情報も引き出せますし、
相手の『自己顕示欲』を満たしてあげられるわけです。

互いにメリットがありまよね。
でも、知っているといったら、相手はどうでしょうか?

あなたにも自己顕示欲があるように
相手だって、あなたが知らないことを自慢げに話したいのです。

そこで、あなたが少ししか知らない知識を披露して、
相手も同じ程度しか知識がなかったら、
相手は気分を害するだけです。

さらにあなたの方が詳しかったりなんかしたら、
相手は話題を取られた気分になり、
喧嘩になってしまうこともあるかもしれませんね。

つまり、『知っている』と言うことは、自分の知識を増やす機会を減らし、
相手の気分を害するきっかけになりかねないわけです。

ほんとうに賢い人とは、知っていることでも『知らない』と
言って相手から何かを学ぼうとする人なのです。

そして、本当に困っている人に
知識を分け与えるから感謝されるのです。

と、ここまでわかっていても、人はなかなか『知らない』とは言えません。
それは自己顕示欲が邪魔をしてくるからです。

でも、その欲求に負けないでください。

その欲求に打ち勝てるのですから、
知っていることを知らないと言える人は賢いとわかっていただけるでしょう。

賢くなりたいなら、バカになってください。
賢いふりをしたままだと、ずっとバカのままなのです。

「知りません。教えてください!」と心から相手に教えを乞う姿勢が、
相手からの情報と信頼を生むのです。

そして、それがあなたの成功に
大きく手を貸してくれるのです。

バカのふりが出来る本当の賢者を目指して
頑張っていきましょう!

著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について

根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!

カテゴリー:自己啓発

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