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ブログで収益化するためのセールスライティングと7つのテクニック

相談者

悩んでいる人

ブログで収益化しようと記事を書き続けて、そこそこアクセスは集められるのに全く売れない。どうすれば商品が売れるのか知りたい。ブログで収益化するために必要なテクニックがあったら教えて欲しい

こんな悩みを解決していきます。

皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。

この記事は、アクセス数はそこそこあるのに、ブログでの収益化がうまくいかなくて困っている人向けです。もしもアクセスがまったくなくて困っているという人は、アクセスアップの方法をご覧ください。

ブログで物が売れていないとき、一番気にすべき数字はなんだと思いますか? アクセス数? アクセス数がたくさんあればいつか売れると考えている人は、おそらくそう答えるでしょう。でも、違います。大事なのはクリック率です。

物が売れないという状況でも2通りありまして、1つはあなたの記事がダメだからクリック率を稼げていない場合。そして、もうひとつがリンク先の企業ページがよろしくない場合になります。ここを見分けるのに最適なのがクリック率というわけです。

あなたの記事はどれくらいのクリック率が発生していますか? まずはそれを見るところからはじめていきましょう!

記事のクリック率を調べる

クリック率を調べるためには、その記事へのアクセス数を知る必要があります。アフィリエイトをやる人で今どきgoogleアナリティクスを使ってない人はいないと思いますが、もしもまだでしたら急いで入れておきましょう。

アナリティクスにアクセスし、左メニューの「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」をクリックしてください。そこで各ページの滞在時間や離脱率などの便利な情報がたくさん見られます。注目して欲しいのはページビュー(PV)数です。こちらは言葉通り、ページを見た回数と考えてもらえるとわかりやすいですね。

広告を貼っているページが何回見られているのかわかり、後は広告が何回クリックされたかを調べれば、大まかなクリック率が導き出せます。クリック数に関してはお使いのアフィリエイトサイトをご確認ください。

クリック数÷PV数で求められ、出た数字を100掛けるとクリック率(%)になります。

一般的にこのクリック率が0.2%~0.8%程度であれば、普通。それ以下だとやばいとされています。0.2%だと500PVで1クリックですよね。

この数字だけ聞くとアクセス数を増やさなきゃダメと思うかも知れません。でも、言いにくい話ですが、クリックされていないのは、あなたの記事か広告選びに問題があるのです。アクセス数は関係ありません。

アクセス数と売り上げの因果関係を知りたい人は、以下のページをご覧ください。詳しく説明してあります。

クリック率は1%以上とかそれなりにあるのに、売れていないなら、リンク先の企業ページに問題があるか、あなたの導き方が悪いという事になりますよね。広告が原因でクリック率が低い場合も、広告を変えた方がいいですね。

広告のデザインや成約率(CVR)など個人では変えられない部分で悩むより、直せるところを直していきましょう。そのために必要となってくるのがセールスライティングの知識です。ライティング力を高めていけば、クリック率が上がるのはもちろんのこと、成約率も高められるようになります。

ブログで収益化するためのセールスライティング知識

前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ本題です。セールスライティングというと複雑な知識が必要になると思う人もいるかもしれませんが、実はそれほど難しい話ではありません。ちょっとした心理学を利用した物です。

でも、他人をコントロールする前に、まずは自分からコントロールしていきましょう。

「絶対この記事で稼ぐ!」とあなた自身が思わないとあなたの文章は他人の心には刺さりません。売れているブロガーさん達はこれが自然にできているのです。あなた自身も最初にマインドからはじめてください。

絶対に売ると決めるのがどれだけ大事かは以下のページをご覧ください

ブログで物をたくさん売って、お金持ちになりたいとか、おいしい物を食べたいとか、旅行に行きたいとか、色々な理由があると思いますが、それをいったんすべて捨てて、「この記事で物を売ろう」と決めて下さい。それがまず最初に行うべき、自分自身のコントロールです。

できましたか。では、次にあなたがそれを売りたい思うと相手は一体誰ですか?

ブログで収益化するために売る相手を明確にする

ラノベや小説などのフィクションの世界では曖昧な表現や結果の分からないオチは、素晴らしいと評価されることもありますが、売るための記事となると話は別です。誰かに物を売りたいと考えるなら、その人にあった話が必要になります。

例えば、「小学生男子」に食器乾燥機を買わせようと思うなら、「家事に疲れた主婦」に向けて書く記事とは、全く別の物になるのは分かりますよね?

記事を書くときに考えて欲しいのはこの対象です。専門用語では「ペルソナ」などという言い方をしますが、どんな相手に書いた記事なのかということです。今までに書いた自分の記事を読んでみてください。対象は明確になっていますか?

どれくらい具体的になっていれば良いのかというと「公立小学校に通い、両親は共働きで、兄弟もおらず、家に帰ってすぐに洗い物をしなければならない。食器が乾くまで遊べないので、遊ぶ時間が減って困っている男子」くらいまで考えれば、食器乾燥機をどうやって売ろうか、朧気ながら文章が見えてくるでしょう。

ここで学んで欲しいのは「For Meではなく、For Youの精神」で相手を理解するということです。自分の為に記事を書くのではなく、相手を導くために書く文章が、セールスライティングになります。

相手をきちんと見ているなら、言葉選びも小学生に向けたモノになるでしょうし、敬語よりは口語を多用したほうが親しみ安いのもわかりますよね。相手をきちんと把握していれば、あとは相手の心がどう動くのか考えるだけです。簡単ですよね。

え? 難しい。

では、相手を動かすのに役立つセールスライティングの書籍をいくつか紹介しましょう。

ウェブセールスライティング習得ハンドブック

ダイレクトレスポンスマーケティングを研究し続ける、ダイレクト出版の取締役である「寺本隆裕」という現役のマーケターでありセールスライターが、用語の解説からセールスライティングの具体的な作成例を丁寧に解説してくれる本です。 何から読めば良いのかわからない初心者が、セールスライティングの基礎を学ぶのに最適な内容になっています。780円とセールスライティングの書籍としては格安なのも魅力ですね!

禁断のセールスコピーライティング

経営コンサルタントとして、様々な企業を成功に導いただけでなく、作家としても大活躍している神田昌典 の書著。過去の実績から成果のあった事例が解説されていますので、めっちゃ勉強になる本です。 クロージングに必要なセールスについても書かれてあり、「セールス」と「マーケティング」の違いについて、きちんと理解出来るようになります。この二つの言葉の意味が分らないなら、それを知るだけでも目からうろこ状態になるでしょう。 斬新なアイディアが多く、脳を空っぽの状態にしてからでないと、正しく理解できないかもしれません。何度でも繰り返し読むことをおすすめします。かなりのノウハウの量が詰め込まれていますので、この本の内容を完全に理解できたなら、相当な力を持つマーケターに成長できます。

人は感情でモノを買う

今回の記事で僕が伝えたかったことがより細かく書かれてあります。これを読むことでお客さんの感情にフォーカスすることの大切さを学べるでしょう。

弊社の◯◯は、たいへん優れた商品です。ぜひ一度、お試しください
この自己紹介で何が間違っているのか分らないなら、本書は間違いなく役立ちます。「スポットライトの法則」を正しく理解できれば、お客さんの気持ちをグッと引き寄せ、ビジネスが大きく成功に近づけるようになります。

伝説のコピーライティング実践バイブル

5000円を超える値段だけあって、「もうこれだけ読んでれば良いんじゃないか」というレベルで色々な本の元になった1冊。エッセンスがめちゃ詰まっており、ボリュームも半端ありません。 読み切るのには少し体力がいる本ですが、何度でも読み返したくなる辞書的な力も持っています。人がどういう流れで購買するのか「売れる根拠」についても細かく書かれているので、本気でコピーライティングを学びたい人は絶対に読んでおいた方がいいですよ。

他にも最強のコピーライティングバイブルザ・コピーライティングセールスコピー大全などなど、読んでおいた方がいい本はたくさんあります。でも、1冊だけ選べと言うなら、こちらの書籍をおすすめします。

究極のセールスレター

日本版の販売開始からは15年ほど、米国版の販売開始からは30年以上が経ちますが、いまだに多くのセールスライターがバイブルにする究極の1冊。著者はダイレクトマーケティングに携わる方であれば知らない人はいない「ダン・ケネディ」です。 本当に素晴らしい内容は決して色あせないということを、その身を以て体現してくれています。今でもバッチリ使える普遍的な知識が、惜しむことなく書かれてあり、間違いなく読むべき本の1冊でしょう。 この本からすべてのマーケターが始まったと言っても過言ではない、素晴らしい本です。マジでおすすめします。

ここで学んだことと書籍の内容を活かせば、素晴らしいセールスライティングがどんどん書けるようになっていきますよ。ぜひ、購入して学んで下さいね。

お、お金がない……?

では、仕方ありません。本の内容にはほど遠いと思いますが、僕が今まで学んできた心理学テクニックを7つ紹介しますね。

1.オープンクエスチョンとクローズクエスチョン

これは相手との信頼関係を築くときの営業職の基本になるテクニックです。

オープンクエスチョンは「天気だと気持ちいいですよね?」「コロナで世間は大変ですよね?」「ブログで稼ぎたいですよね?」などなど、誰に聞いても当たり障りのない質問です。

クローズクエスチョンは「今晩暇?」「誰のことが好きなの?」「ブログで何円稼いでる?」などなど、親しくもない相手から言われたくもない質問になります。

このオープンクエスチョンを繰り返し、クローズクエスチョンに導くことで、相手との親密感が一気に増すのはなんとなく理解してもらえるでしょうか。最初は聞かれたくもなかったクローズクエスチョンに、気がつけばきちんと答えているようになっているのですから当然ですよね。

これを記事の中にもうまくと入れていきましょう。オープンクエスチョンの質問が思いつかないというときは、5W1H「WHY(理由)・WHAT(目的)・WHEN(時間)・WHO(人物)・・HOW(結果)」を使って考えると見つけやすいですよ。

    例:ゲームがあったら良いと思いませんか?

  • 楽しいゲームがあったら良いと思いませんか?「WHY(理由)」
  • 勇者になれるゲームがあったら良いと思いませんか?「WHAT(目的)」
  • 今すぐに遊べるゲームがあったら良いと思いませんか?「WHEN(時間)」
  • 職場や学校で遊べるゲームがあったら良いと思いませんか?「WHERE(場所)」
  • ガチャで当たりばかりのゲームがあったら良いと思いませんか?「HOW(結果)」

質問を変えながら、記事を読んでいる人なら誰もがイエスと答えるようなものを用意していきましょう。そうすることで「類似性の法則」が働き、あなたの記事を受け入れやすくなります。

2.類似性の法則

オープンクエスチョンでは質問ばかりでしたが、さすがに記事で質問ばかりはできませんよね。そこで類似性の法則を使って文章を考えてみてください。悩みをこちらで提示し、「自分も同じだ」と寄り添うことで相手からの信頼を得られるテクニックになります。

「ガチャで爆死ばかり」とか「ボッチでゲームしかやってない」とか「ドラクエがきっかけでゲームを始めた」とか。

自分と同じだ、似ていると思ったとき、人は勝手に親近感を抱いてくれます。自分の体験談とオープンクエスチョンをうまく使えているブログは自然と面白く感じられるものです。

読んでいて面白い人のブログはこの辺りをきちんと抑えてありますよね。記事を書くとき、最初にペルソナを設定してあるはずなので、ガンガン類似性を示してあげましょう。

3.分析麻痺

物を売ろうとしたとき、ついついあれやこれやと色々な商品をおすすめしてしまうものです。間が持たなくて、余計なモノまで紹介した経験はありませんでしょうか? 僕はあります。なんで口って余計なことをすぐに言うんでしょうね。

たくさんのモノを紹介すれば、どれか売れるだろうと思いがちですが、実は違います。人は目の前に多くの選択肢があると、答えを決められず、考えを放棄してしまう習性、分析麻痺に陥ってしまうのです。

分析麻痺になると、選択して後悔してしまうのを恐れて、他の選択肢も選べなくなります。この状態では、どんなにあなたが素晴らしいトークをしたとしても、決して購入には至りません。

目の前においしそうな物をたくさんを並べられたら、どれから食べれば良いか悩みますよね。そんな状態です。選択肢が多いことは必ずしもいいコトではありません。あれやこれやと言うのはマイナスになると覚えておきましょう。

分析麻痺を避けたいなら、「相手に取って価値があることだけ」を書くようにしてください。

あなたの記事を読んでいる人は、似たようなものを知りたいんじゃなく、あなたが「おすすめ」するものだけを知りたいのです。それを手に入れた時、どれだけ素晴らしい状況になるのかを教えて上げれば、人は悩むことなく、購入に至ります。

あなたがすべきことは相手の決定を後押しするような内容を添えるだけなのです。

4.ドア・イン・ザ・フェイス

若干、小賢しいテクニックになりますが、最初に断られる提案を用意し、罪悪感を抱かせてから、本題を促すテクニックです。

例:最高に面白いのは「この有料アプリ」です。でも、お金を使うのはちょっとなぁということであれば、「こちらの無料アプリ」をおすすめします。

となっていたら、無料アプリの方なら良いかなと思いませんか? 最初に断れることを入れたことで、その後にあるものを選びやすくなったはずです。何度も言いますが小賢しいので、同じ記事に何度もは使えません。でも、ここぞと言うときに使えば、確実に効果が出るテクニックになります。

5.フット・イン・ザ・ドア

ドア・イン・ザ・フェイスとは、全く逆のテクニックで、今度は小さなイエスを積み重ねることで、最後にある無茶な要求を呑みやすくする方法です。

例:まだ購入を悩んでいるなら、まず「アマゾンのリンクをクリック」してみてください。そして、次は「カートに入れてみる」のです。「購入」を目の前にして、まだ悩むようなら、それが結論ではないでしょうか。やめても後悔しないはずです。試しにやってみてください。あなたの意外な本心が分かりますよ。

ポイントとしては、最初の要求は極めて簡単なものにすることです。そして、最後の要求と関連あることにしてください。そうでないとなんでと不信感を与えかねません。フット・イン・ザ・ドアは流れるように言われると、ついつい最後までやってしまいます。コツとしては、相手に考える暇を与えないことですね。まずはやってみましょうと、軽く煽るのもこのテクニックの初歩になります。

6.バンドワゴン効果

バーゲンなどでみんなが群がっているものは、大して欲しくなくても欲しいと思えてしまう心理です。行列のできるラーメン屋を見かけると、自然と美味しそうに思えてきますよね。それと同じです。

バンドワゴン効果をブログに応用するなら、たくさんの良いレビューを載せることですね。良いレビューがたくさんあるのを見ると、読者は嫌でも興味を植え付けられるものです。

数字を入れるとさらに効果的になります。「Applestoreで1番話題になったアプリ」「全米が泣いた興行収益1位の映画」など、色々な場所で採用されているキャッチコピーですよね。もう見飽きたという人も少なくないでしょう。

でも、それだけ見かけるということは、それだけ効果が高いということでもあります。ありふれた手法は嫌だと思うかも知れませんが、売れないよりは何倍もマシです。独自の手法は、売れてから考えるようにしましょう。

7.両面提示

デメリットをきちんと伝えることで、メリットの方まで信用性を増すテクニックです。

例:課金額が多少かさむゲームですが、強くなったら他では決して真似できない面白さがあります。

このように書くと、お金を使って強くなったら、本当に面白いんだろうなと自然と想像してしまいます。メリットである「強くなったら他では決して真似できない面白さがあります」だけだとうさん臭いですが、先にデメリットが書いてあることで、メリットが信用できるようになるのです。

物を売りたいと考えている以上、メリットを書くのは当然避けて通れない道です。でも、それでうさん臭いと感じられては売れる物も売れなくなってしまいます。そのため、意識的にデメリットを取り入れて、それをうまく相殺する形でメリットを提案すれば、記事の信頼性が増します。うまく利用してくださいね。

おまけの心理テクニック

最後に直接的なテクニックではありませんが、「ローボール」のテクニックを紹介します。別名「一貫性の原理」とも言われるものです。人間は一度決めた行動を最後まで守ろうとします。ソシャゲーで低額の課金をした人はずるずると課金をするようになってしまう心理のことですね。

1ヶ月無料とか、1ヶ月以内なら全額返金も同じテクニックになります。

これはブログにも当てはまり、あなたのブログで一度買ってくれた人は、またあなたのブログで買ってくれるようになるということです。ファンを作ることの重要性にも繋がりますね。

ブログで収益化するためのセールスライティングのまとめ

「ブログで収益化するためのセールスライティング知識と7つのテクニック」はお役に立てたでしょうか。

    今回の記事のまとめ

  • 売れないときはクリック率を見る
  • 記事を書く前に読む人の具体的なイメージを描く
  • セールスライティングに使える7つの心理学

売るという強い意識を持って、ここで紹介したテクニックを使って記事を書けば、少なからずモノが売れるようになっていきます。するとついつい利益率の高い怪しい商品を紹介しがちです。一度売るだけの関係なら良いのですが、長期的なファンを獲得しようと思っているなら、売る商品も信用できるモノを選んでくださいね。

あなたのサイトを訪れて、不幸になる人がたくさん増えるのはあなたとしても本意ではありませんよね。売れるようになったときは、みんなが幸せになれる方法も模索していきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。何かの役に立てれば幸いです!

著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について

根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!

カテゴリー:ノウハウ

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