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先にしてもらう事のデメリット

皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。

世の中には駆け引きや取引といったように
相手から何かをしてもらう為に、
自分が何かをするという考え方があります。

ですので、逆に自分が何かをする為には、
相手から何かをしてもらいたいという感情があるのです。

いつもムスッしている人に笑顔で挨拶をして、
無視されたりして、気分が悪くなった事などありませんか?

このような事が何度かあると、人は挨拶を先にすると
「負けたような気持ち」になってしまいます。

何度も笑顔で挨拶をしていると、
そのうち必ず相手も笑顔で挨拶を返してくれるようになるのですが、
人は一度でも失敗すると
同じ行動を2回以上とる事は難しくなるのです。

ここで考えていただきたい事は
挨拶を無視してしまった相手にも感情があります。

例えば、あなたが笑顔のつもりだっただけであって、
相手はムスッとした顔で挨拶を
されてしまったと感じたかもしれませんし、
その他の事で考え事をしていたのかもしれません。

他には、相手は急にあなたが挨拶をしてきたもんだから
あわててしまい、頭がまっしろになり、
返事を返せなかったかもしれません。

このように相手にも都合があるので、
あなたが望んでいる行動が100%来ないこともありますが、
人は基本的に自分の感情を最優先で考えますので、
自分が無視をされてしまった事を中心に考えてしまうのです。

ですので、このような体験を何度かされていると
挨拶をするのも相手からの行動を見てから
行動するようになるのです。

そうしなければ、「負けたような気持ちになってしまう」からなのです。
ですので、相手の行動を見てから動くようになるのです。

あなたは、先に挨拶をする方ですか?
それとも挨拶をされてから返す方ですか?

今回は、自分から行動しないと
どのような不都合が起こるのかを考えてみましょう。

もしも、挨拶を先にするのは負けた気持ちになると思っていて、
自分から先に挨拶をする事は無いと言う人がいたら、
それは自分の感情を自分でコントロールできていない
不自由な感情を持っている事になるのです。

どういうことかといいますと、
相手から先に挨拶が来ないので、
あなたは挨拶をする事ができません。

ま、先に挨拶をすると負けた気持ちになるくらいなので、
「挨拶なんてしようと思わなかった」と言われそうですが、
よく考えてください。

では、相手が挨拶をしてきた場合は、
あなたは挨拶を返すわけですよね?
相手が笑顔であれば、
こちらも当然笑顔で返すわけです。

これを別の視点から見てみると、
あなたは相手からの声によって、
挨拶をしなければならない状況になった。

そして、相手は気分が良く、笑顔で挨拶をしてきたので、
あなたも笑顔を作る必要が出来たわけです。
では、この場合、感情や行動の主導権はどちらにあったでしょうか?

考えるまでも無く、先に挨拶をしてきた相手ですよね。

相手は挨拶をするのかどうか選ぶ事もでき、
表情も気分も自分でコントロールする事が出来るのに、
あなたは相手からも声がないと、不機嫌になったりするのです。

つまり、相手からの挨拶が無いと負けた気になるので
挨拶をしないという考えがそもそも、相手に負けているのです。

あなたがもしも、自分の感情を自分で
コントロールしたいと考えているのであれば、
相手の行動や言葉を行動の動機にする考え方をやめましょう。

先に挨拶をした方が感情や行動を選ぶ事ができるのです。

相手から何かをしてもらおうと思う考えでは、
いつまでたっても自分の感情さえコントロールできず、
主導権を相手に渡してしまっているのです。

相手の気まぐれに振り回されないようにするためには、
行動の基点を相手主体にしないようにする事です。

相手に振り回されること無く
自分の感情はしっかりと自分で
コントロールできるようになっていきましょう。

今回は挨拶に重点を置かせていただきましたが、
挨拶以外のことでもおなじです。
あなたが先に行動をする事で
自分で感情をコントロールする事ができるのです。

感情のコントロールが出来れば、
人生のコントロールも出来ます。

夢実現の為にしっかりと頑張っていきましょう!

著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について

根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!

カテゴリー:価値観

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