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怒鳴って後悔した場合

皆さん、こんにちは。
やる気プロデューサーの上田洋輔です。

あなたは怒りに任せて相手を
怒鳴りつけたことはありませんか?

どんな人材教育の本を読んでも、
子育ての専門家に話を聞いても、
怒鳴りつけるような叱り方は、
効果的ではないとあります。

ですが、軍隊や躾の厳しいところでは、
いまだに厳しい教育を行われていることから、
感情に任せた叱り方もそれなりに成果は出ています。

ですので、感情に任せた叱り方が悪いのかどうか。
それはひとまずおいておいてください。

今回の問題は、そこではありません。

自分で強い叱り方はダメだと思っているのに、
それでも強い叱り方をして後悔している場合の話です。

多くの人は、感情に任せて叱るのは、
よくないと、どことなく理解しています。

ですが、いざ目の前で何か起こると、感情的になってしまう。
そんなことありますよね?

そして、やってしまったあとに後悔して、
強く反省して、もう怒鳴るのはやめようと思うのですが、
またふとしたことでやってしまいます。

どうして感情的になってしまうのでしょうか。

最初に言っておきますが、これは非常に簡単です。
なぜなら、相手との関係性を、遠くすればいいだけなのです。

例えば、相手が見ず知らずの他人だったとします。

その人が包丁を持って、駅前で暴れていたとします。
あなたはそんな相手に『何やってんだ!』などと
怒鳴りつけて説教するでしょうか?

しませんよね。
おそらく関わらないように逃げるはずです。

では、逆にその暴れている相手が、
あなたの恋人や友だち、部下や肉親だったらどうでしょうか?

必死になってやめさせようとするはずですよね。

いかがでしょうか。
相手との関係で、同じ事をやっているのに
あなたの対応は大きく異なったはずです。

これが関係性です。

つまり、自分に近い人が自分の価値観とは違うことをした場合、
人はついつい感情的になってしまうと言うことです。

叱り方で悩んでいる人の多くが、
本当は優しく、相手のことをより深く考えています。

ですので、その相手が悪いことをしたと思ったら
大きな声を出して怒鳴ってしまうのです。

そして、優しいので、自分の行動を反省して、
後悔するわけです。

優しくて、相手のことを考えているからこそ、
このような悪循環に陥ってしまうのです。

ですので、相手を強く怒りそうになったら、
相手のことを少し離れて見るようにしてください。

どんなにあなたが相手のことを思いやっても、
他人ですから、100%わかり合えません。

あなたの理解出来ないこともするでしょうし、
納得しないことも言うでしょう。

でも、それでいいのです。

相手にも相手の人格があり、
相手なりに考えて努力しているのです。

頭ごなしになりそうになったら、
『相手はあなたの分身ではない』
そう考えてみてください。

たったそれだけで、相手を客観的に見れるようになり、
怒りの感情が少し減るはずです。

怒りを感じる時は、その物事を主体的に
考えている証拠です。

それがいけないというわけではありません。

しかし、それで後悔するようであれば、
一度、客観的になってみてください。

客観的に見れば、相手に何をされても
他人事として流せるようになるのです。

どんな対応がいいのかは、その場その場で違います。
怒鳴って叱りつけた方が良いコトもあるかもしれません。

しかし、それで後悔するようであれば、
相手に近寄りすぎていると反省して、
少しだけで良いので、客観的に相手を見るようにしましょう。

たったこれだけで、怒鳴ることはかなり減るはずです。

叱るのは自分の為ではなく、相手の成長のため。
本当に相手の為になるのは、どんなことなのか考えてください。

怒った後に後悔しないように
叱り方を見直していきましょう!

著者:やる気プロデュサー『上田 洋輔』について

根っからの怠け者で、堕落しまくっていたが、とある挫折で人生に危機感を覚える。セミナーや教材などを漁り、知識を増やしていき、様々な出会いから、誰かの悩みを解決することに生きがい見出す。やる気プロデューサーとして活躍し、すでに10年以上。今日も誰かの助けになるために奮闘中!

カテゴリー:人間関係

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